モンドの読書日記

都内の某大学へ通う学生による、日本や海外の文学関連書籍を中心とした読書記録。

柴田元幸、沼野充義、野崎歓
『文学の愉しみ』(放送大学教育振興会、2008/03)


あーもう、読んでから何ヶ月経ってるんだろ。
NHKのこの講座、面白かったんだろうな。
基本的に柴田(米・英)、沼野(露・東欧)、野崎(仏)の三先生方の講義で、あいだあいだにゲストとして日本人作家を呼んで、という形。
文化と精読―新しい文学入門文化と精読―新しい文学入門
(2003/09)
富山 太佳夫

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富山 太佳夫 (著)
『文化と精読―新しい文学入門』(名古屋大学出版会、2003/09)

今年こそは夏バテか。だ、誰か私にウナギを…。

中身が濃い本なので感想書くのが難しい。
まだ理解がおいつかない(おぼえきれない)し。
著者はイギリス文学者。たぶん近代が主なんだろう。
富山、冨山、どっちなのか。
(それにしても、近代日本文学研究でこんなすごい学者はいるのかね?)

魯迅 (講談社文芸文庫)魯迅 (講談社文芸文庫)
(1994/09)
竹内 好

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竹内好(著)
『魯迅』(講談社文芸文庫、1994/09)

昭和18年(1943)、著者が戦争に召集される直前に書いたもの。
徹夜の塊 亡命文学論徹夜の塊 亡命文学論
(2002/02)
沼野 充義

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沼野 充義 (著)
『徹夜の塊 亡命文学論』(作品社、2002/02)

「本書は、主としてロシア東欧の亡命作家をめぐって筆者がこの十数年にわたって書いてきた文章をまとめて再構成したものである」(3頁)。
知らない作家や詩人が沢山。でも面白く読めるのは、著者の広い視野と深い言語への愛情ゆえだろうか。
扱われている主要地域であるロシアと東欧(最近は中央ヨーロッパというのか)の言語といえば、少しあげるだけでもロシア語、チェコ語、ポーランド語。それにフランス語、ドイツ語、イディッシュ等々たくさん。ロシア…というより旧ソ連内だけでも、チュヴァシ語、キルギス語、チュクチ語(これは1931年に文字が導入されたばかりらしい)等、「ロシア文学」の範囲を考えるのも大変だ。
亡命ということでアメリカ文学や英語との関わりも考えなきゃならん。ひー。

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図書館へ行ったついでに、そのまた近くの本屋で立ち読み。

【1冊目】
ドストエフスキー―謎とちから (文春新書 604)ドストエフスキー―謎とちから (文春新書 604)
(2007/11)
亀山 郁夫

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亀山 郁夫 (著)
『ドストエフスキー―謎とちから』(文春新書、2007/11)

前半はすっとぱして、最後のスメルジャコフの父親のあたりから立ち読み。
これが面白い!
スメルジャコフの父親の推測もなんだけれど、続編として予想されたはずの皇帝暗殺についての話も「おおーう」と。
同じ亀山郁夫氏の『「カラマーゾフの兄弟」続編を空想する』(光文社新書)も読んでみたくなった。

ちなみに、この人の新訳カラキョウ(って略すのが流行なの?)は未読。


【2冊目】
人はなぜ「美しい」がわかるのか (ちくま新書)人はなぜ「美しい」がわかるのか (ちくま新書)
(2002/12)
橋本 治

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橋本 治 (著)
『人はなぜ「美しい」がわかるのか』(ちくま新書、2002/12)

こっちは前半分だけ立ち読み。
美しさ、ではなくて、美しい、というのがポイント。
自分が「美しい」と感じる対象は、自分には関係のない、利害関係のない存在で、それをその無関係さを含めてまるごと受容するのが「美しい」の中身…そういったことらしい。

けれども、たしか『三島由紀夫のレター教室』には「利害」として「一、大金」「二、名誉」「三、性欲」「四、感情」ってあった。
最後をどうすりゃいいんだろう。

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