ジョン・ハワード グリフィン(著)、平井 イサク(翻訳)
『私のように黒い夜―肌を焼き塗り黒人社会へ深く入った白人の物語』(ブルースインターアクションズ、2006年)
1974年に同じ翻訳者により、至誠堂から出版されているものの、全面改訳復刻。
この本を成立させている、ほんの一言たりとも、削ることは不可能に思う。
なんとなく、いま紹介したくなった。(有名な本だろうから、紹介するだなんて大変に恥ずかしい言い方だけど。)
ここに書かれているようなことが、どうして自分とは関係ないなんて思えるだろう?
想像力をちょっと使えば、誰も身近に類似したこと(それは極小さいことかもしれないが)がしょっちゅう起きてるのが分かるはず(少なくとも、ユートピアのような世界に生きている人でないならば)。
でも想像力が貧困な人もいるから(私自身がそうでないように!そうならないように!)、こういうことってやっぱり無くならないんだろうな。
だからといって、放置していいはずもないんだけど。
追記:
私は小さい人間で、「この世のあらゆる差別や偏見をなくそう!」なんて大それたことはできっこないんだけど、だからせめて身近なところでは出来るだけのことをしたいし、そうしたがる人間性を持つ身でありたい。
その身近なところですら、うまく出来ないのだけど。