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「とにかく」とトッドはつづけた。「図書館の本はすごくよかった。ナチの強制収容所のことを書いた本は、ここのサント・ドナート図書館だけでも百冊じゃきかないよ。よっぽどおおぜいの人間が、あんなことを読みたがってるんだ。フォクシーのおやじさんの雑誌みたいに、写真はいっぱい載ってないけどさ、読んでるとぞくぞくしてきちゃった。(…)
「ぼくはそのことでほんとにレポートを書いたんだよ。どんな点をもらったか知ってる?Aプラス。もちろん、気をつけて書いたけどね。ああいうことを書くときは、書きかたがあるんだよ。気をつけなくちゃだめ」
「そうかね?」ドゥサンダーはわななく手で新しいタバコに火をつけた。
「そうさ。図書館にあったあの手の本はね、ぜんぶおんなじ書きかたなんだ。書いた人が、みんな自分の書いてることをゲロが出るほどいやがってる感じ」(…)「みんな、眠れないほど気をもんだって感じで書いてるんだ。こんなことが二度とおこらないように、われわれは気をつけなければいけないとか。ぼくもそんなふうにレポートを書いたさ。先生がぼくにAをくれたのは、ゲロを吐かずにあんな資料を読めたからじゃないかな」もう一度トッドは愛嬌たっぷりの笑顔を見せた。
(192-193ページ)
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プーは,なかみを見たとき,もうすこしで,ころぶところでした。そんなにうれしかったのです。それは,特製えんぴつケースだったのです。そのなかにはベア(クマ)というしるしに,Bの字のついたえんぴつや,ヘルプフル・ベア(役にたつクマ)というしるしに,HBのついたえんぴつや、ブレイヴ・ベア(勇敢なるクマ)というしるしに,BBのついたえんぴつなどっがはいっていました。
(158ページ)
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