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学問の大禁忌は作輟なり。或は作し或は輟むることありては遂に成就することなし。故に片時も此の緩がせなくするを、その志を持すると云う。(吉田松陰、「講孟箚記」安政二年七月二十六日)
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コンバット(リュシアン・フェーブル『歴史のための闘い』)
2008年11月16日 (日) | 編集 |
歴史のための闘い (平凡社ライブラリー)歴史のための闘い (平凡社ライブラリー)
(1995/06)
リュシアン フェーヴルLucien Febvre

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リュシアン・フェーブル(著)、長谷川輝夫(訳)
『歴史のための闘い』(平凡社ライブラリー)

原題は"Conbats pour l'histoire"(1953年)。
〈アナール〉学派って語は聞いたことはあったけれど、その本は初めて読んだ。
もっと早く読んでいれば…と、またもや思った。いや読んでも分からんかったろう…とも、また思ったのだった。

マルク・ブロックについての章が素敵だった。ブロックについて語ることが、そのまま著者自身の思いや考えを語ることになっているみたいで。
著者が最も好むブロックの本だという『王の奇跡―王権の超自然的性格に関する研究/特にフランスとイギリスの場合』(刀水書房)を読みたいと思う。

このような主題(王の奇跡―引用者注)が奇跡を一刀両断するナイーヴな人間の不器用な手にかかればどんなに卑俗で滑稽な結果を生むかと思うと、雑然としているが示唆に富むこの青年時代の作品のうちに、真の歴史家の精神的資質をいっそう認めないわけにはいかない。真の歴史家とは、進歩主義者の尊大な態度でただ叱りつける目的から過去の時代を目の前に出頭させることのない人間である。進歩主義者には過去の時代は容易に理解できないだろう。
(135頁)



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