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学問の大禁忌は作輟なり。或は作し或は輟むることありては遂に成就することなし。故に片時も此の緩がせなくするを、その志を持すると云う。(吉田松陰、「講孟箚記」安政二年七月二十六日)
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この人も去年亡くなった(ソルジェニーツィン『ソルジェニーツィン短編集』)
2009年02月16日 (月) | 編集 |
ソルジェニーツィン短篇集 (岩波文庫)ソルジェニーツィン短篇集 (岩波文庫)
(1987/06)
ソルジェニーツィン木村 浩

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アレクサンドル・ソルジェニーツィン(著)、木村浩(編訳)
『ソルジェニーツィン短篇集』(岩波文庫)

いつ読んだんだっけ?
「マトリョーナの家」、「クレチェトフカ駅の出来事」「公共のためには」「胴巻きのザハール」の4篇を収録。
どれも違って、どれも面白い。
「マトリョーナ~」の、いかにもな素朴な農民像、それへの崇拝めいた最後。
「クレチェトフカ駅~」の、個人の良心と所属集団への忠誠とのゆらぎ。
「公共の~」の、理想的な教育現場と、それを狡賢く利用する卑劣漢への怒り、不平等な体制への不満。
「胴巻きのザハール」の、ロシア人像の過去と未来の(不)変容を想像させる雰囲気。

ソルジェニーツィンは金にがめつかった(テレビ局にすんごい額のギャラを請求したらしい)とか、かの「イワン・デニーソヴィチの一日」に描かれているラーゲリなんて実際とくらべると甘っちょろいとか、それは色々批判もあるようだけれど、やっぱりこの人の書くものは読んでいて面白いなと私は感じる。
なんでなのか。
なんというか、単純な、ストレートな怒りみないなものを感じるからだろうか。もしくは、単純な皮肉を感じるからだろうか。
原語のロシア語の文も、読み味わえたらなおよいのだろうけれど、それは本家のロシア人達にお任せということで。

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