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学問の大禁忌は作輟なり。或は作し或は輟むることありては遂に成就することなし。故に片時も此の緩がせなくするを、その志を持すると云う。(吉田松陰、「講孟箚記」安政二年七月二十六日)
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ううーん(泉鏡花『婦系図』後篇)
2009年06月23日 (火) | 編集 |
婦系図 (後篇) (岩波文庫)婦系図 (後篇) (岩波文庫)
(1951/03)
泉 鏡花

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■泉鏡花(著)『婦系図』後篇(岩波文庫)

最後、早瀬主税の口調の変貌がすごい。

この「婦系図」は1907年(明治40年)、鏡花およそ35歳頃に新聞に連載された作品だそうだ。
当時の婚姻や恋愛習慣がどのようであったのか詳細は知らないが、どうもこれを読む限りでは、今も当時も個人におけるそれらの物語は大差ないように思える。

では何が違うか。

それは、おそらく作品を読む人の数だけポイントを見つけることができそうだが、私が思うに、「死の近さ」だ。とても簡単に人が死ぬ。だからといってその死が軽々しく扱われているわけではないが、きっちり描かれて、大抵誰かが死ぬ。また登場人物の皆々も、そうやって割りとあっさり人が死ぬ=自分が死ぬことを了解しつつも(それ故にか)熱く一本気なところがある。
とまあ、そんな気がした。


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